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無題

2016.09.18(Sun) | EDIT

 父親のことを書いたのがここだったな、と思い出してこのブログを書いています。
 備忘録のようなものだと思ってください。

 今日の夜中、犬が息を引き取りました。15歳でした。きっと老衰でしょう。
 数日前から歩けなくなり、二日ほどは何も食べられなくなりました。あれだけ食べるのが好きだったのに。
 覚悟はできていた。けれどやっぱり悲しいですね。

 連休の初日でした。何となく悪い予感はしていました。
 今でこそ白状できますが、私はいつもつらいことから逃げてばかりです。父のときも病院には行きたくなかった。介護なんて、いつかできる日がくるのでしょうか……。
 犬の介護は一週間足らずでしたが、少しは協力できたかと思うのです。
 でももうダメだと思いました。仕方ないと思いこまないとやっていられませんでした。老犬だったのが幸いでしたが、これが若かったらと思うと、自分のその考えにずっと疑問を持ち続けていたでしょうね。でも本当に、やっていられなかったのです。
 せめて看取ろうと思いました。自分の見ないうちに息を引き取っていたら、自分は楽だったと思います。でも誰も一人で死ぬなんて怖いでしょう? だから今回は絶対逃げずに向き合おうと思ったのです。最期の瞬間、せめて一緒にってね。
 結果的には、看取りました。本当に良かった。
 夕食後、何となくああもうダメだと思ったのです。それまでときどき鳩が鳴くようにくるくる鳴いていた声もなくなり、口から血が流れていました。前足を握ったら冷たい。でも鼓動は感じました。母が添い寝をしていたので、私は反対側でずっと前足を握っていました。母はうたたねをしていました。静かだとやりきれないので、テレビはつけっぱなしでした。パラリンピックで誰かが銀メダルを取ったと報道がありました。
 日付が変わって0:30、それまでずっと顔を上げなかった犬の前足に力が入り、頭を持ち上げました。ぎょっとして、私は母を起こします。犬は起きた母を見て、顔を寄せて、口を開けて、撫でてもらってから顔を下ろして眠りました。苦しまずに、静かに眠りました。呼吸で動いていたお腹はもう動きませんでした。
 おりこうだったねえ、と撫でてもらって安心したのかな、と思いました。しばらく母は犬を撫でていました。
 この人はどうしてここまで強いのかな、と今も思います。どうして泣かないの。私にはこうはなれないと思います。本当に、すごい人です。

 でも私は逃げませんでした。それだけは本当に良かった。最期を見られた。手を握っていることができた。
 自己満足です。でも看取るってそういうことだと思います。

 父親も向こうで再会を喜んでいるような気がします。おおよそ八年ぶりかな?
 犬は五日前に誕生日を迎えて逝きました。人間のケーキやクッキーも、最後はやりました。おいしそうに食べていました。良かったと思います。

 うちの人が死ぬときはたいてい雪か雨です。今日も雨が降っています。
 また会おうね。おやすみ。
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